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ポルタII経緯台を分解

ポルタII経緯台のガタが大きくなったので調整してみました。分解の仕方は何人かの先人がネットに上げてくれているので助かります。垂直軸のガタは回転部の化粧板を外すところから始めます。実は分解の中でこの作業が一番厄介な作業になります。化粧板は樹脂の名阪を貼ったアルミの円形プレートを両面テープで貼り付けてあるだけです。ただここだけやたら精度良く作られていて隙間がありません。無理やりマイナスドライバーを境目に差し込んでこじ開けます。化粧板とアームに多少傷がつくのは避けられません。下の写真は作業後なので傷がついています。もう少しうまくやれば境目に小さな傷を付けるだけで済みます。

化粧板を外したところです。化粧板には全面に両面テープが付着していますが、接着しているのは外周数ミリだけです。軸中央、穴の奥のナットを締めればガタを調整することができます。メーカーはこの状態でナットを調整できる冶具を持っているのかも知れません。私たちは持っていないので、3つのキャップボルトを外して分解を進めます。ボルトは1/4インチネジが使われています。

3つのキャップボルトを外すとアームと回転部が分離します。真ん中のナットの締め具合でガタを調整できます。搭載する鏡筒の重さにもよりますが、ED81Sはかなり重量があるため強めに締めておいた方がいいのかもしれません。

ガタを止めるにはこれで作業はおしまいですが構造が気になったので、さらに分解を進めてみました。ナットの下にはナイロンワッシャが入っています。ナットの緩み止めのつもりかもしれませんがちょっと弱い気がします。強く締め付けるとつぶれてしまいそうです。

幅広の鉄ワッシャを取り除くと、その下に湾曲したワッシャが入っていました。このワッシャがバネの役目をしてフリーストップの滑らかな動きを実現しているようです。ナットの締め付けが緩いとフリーストップは軽くなるがガタは大きくなる。締め付けが強いとフリーストップは重くなるがガタは小さくなる。そういう相反した関係にあるようです。

微動部とクランプ部を分けます。クランプ部の軸の1箇所は鉄片で分離しており、外側から六角レンチで締め付けることによりクランプの強さを調整できる仕組みになっています。

この構造では使っていれば再びガタは増えていくと考えられます。いずれまた調整が必要になるでしょう。もう一工夫欲しかったところです。ちなみに水平軸もまったく同じ構造になっています。こちらは化粧板がない分、レンチだけで作業ができます。

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