<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>

スターリンクの憂鬱

なんじゃ、こりゃ!?
だれもいない駐車場で思わず叫んでしまいました。動画や写真では見ていたものの、実際に目撃してみるとまったく異なる感情が湧いてきます。まるで宇宙軍の行進。地平線から次から次へと湧いてくるように現れ、北極星の手前で地球の影へと消えていきました。以前に見たSF映画を彷彿とさせる光景です。

何かと話題のスターリンク・トレインを見たくて場所を朝霧高原に定めました。薄明の終わる頃、西から北の空を3等程度の明るさで通過する予報です。太陽との角度の関係でしょうか、地平から現れた頃が一番明るく輝いて見えました。1等くらいです。地球の影に隠れる時は予報通り3等前後でした。明るい2本の光跡は飛行機、左上の何本も筋状に見える暗い光跡がスターリンク衛星群です。

2020.01.15 18:19
CANON EOS Kiss X9 / SAMYANG 16mm F2.0 ED AS UMC CS / F2.8 60Sx6 ISO1600 / JILVA-170 / 静岡県朝霧高原

現在、人類の共有財産である夜空を統括する組織はなく、早い者勝ちのやりたい放題の状態です。このまま計画が進むと現在打ち上げられている衛星と同じくらいの12,000機が地球周回軌道に加わることになります。電波的な影響は別にして、視覚的な影響は楽観的に考えると今のたかが2倍。現在でも写真にたくさん写り込みますから、2倍程度ならばステライメージのσクリッピングで消去できるレベル。まだ我慢できる範囲ではないか。

ここで一つの寓話を思い出します。池にカエルが住んでいました。ある時、池の隅に毒の水草が発生します。その水草は1日に2倍ずつ増殖。カエルたちはなんとかしなければと思いながらも、池はまだまだ広いと放ったらかしにします。その後、水草は増え続け池の半分まで広がります。それでもカエルたちはまだ半分もあると放置します。明日が最後の日になることも知らずに..

 読み終わったらクリックよろしくお願いします。

コメント
コメントする








   

全記事インデックス

彗星アーカイブ

profile

Visitors:
t: y:
( since 2012.12.29 )

latest entries

categories

recent comment

search this site.


archives

Links