<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Vixen SDレデューサーHDキット

指が動いてしまった..

発表の時から気になっていたビクセンのSDレデューサーHDキット。性能は良さそうですが、少々お高いのでずっと思い切れないでいました。1年ほどケンコーのACクローズアップレンズを使った自作レデューサーで凌いできました。しかし、今ひとつクオリティ不足。越境移動解禁の報を聞いたら、指の動きを止めることができませんでした。2か月間夜遊びを自粛した自分へのご褒美としましょう。

キットとは別にカメラと接続するために直焦ワイドアダプター60DXも購入。しめて定価ベースで72,000円。やっぱ高えよ!

フラットナーだけを使う状態。EXチューブをドローチューブにねじ込みます。フラットナーとスペーサーリングはドローチューブの中に収まります。フラットナーの倍率は1.03倍。ED81Sではf644mm、F7.9になります。

フラットナーとレデューサーを使った場合。EXチューブの代わりにレデューサーを挟みます。この時はレデューサーをドローチューブにねじ込みます。フラットナーとスペーサーリングは同じくドローチューブの中。こちらはf496mm、F6.1になります。

カメラの接続と回転機構を備えた直焦ワイドアダプター。カタログの写真を見た時、どうして6本もネジが必要なのか理解できませんでした。3本で十分なはず。実際、取り付けてみてわかりました。ネジとカメラのストロボヘッドが干渉します。カメラを取り付ける時や回転させる時に1本あるいは2本が干渉するので、いったんネジを抜かないといけません。これは面倒。暗闇でネジを取り外すのは紛失することは必至です。もう少し何とかならなかったものでしょうか。

まだ撮影はできていません。明日の部分日食もありますが、日食ではあまり効果がわからないでしょう。この新月期になんとか撮りたいなと思っています。

 読み終わったらクリックよろしくお願いします。

コメント
はじめまして、アストロマンと申します。
レデューサー、フラットナーの写真入りの記事、大変参考になります。自分もこの製品を購入してちょうど2年になりますが、設置方法が面倒で放置していました。写真入りの記事でとても分かりやすいです。
過去、Vixen社に接続方法をYouTubeなどで解説するサービスを行うように提言したことがあります。通り一遍のシステム図では、とても理解できません。
ありがとうございます。
  • 2020/06/21 07:10
  • | Astroman |
アストロマンさん、はじめまして。
ビクセンにかかわらず望遠鏡メーカーはユーザーに対するサポートやサービスが貧弱です。販売することに四苦八苦している感じがします。ニッチな市場だからでしょう。私も以前ポラリエを購入して3か月で故障、修理に1か月以上かかると言われて参ったことがあります。
  • 2020/06/21 12:21
  • | てらおよしのぶ |
6本のネジですが、短いのも6本付属していると思います。自分は3本を短い方に取り替えて使用していました。
  • 2020/06/22 10:04
  • | とりすがり |
とりすがりさん
短いネジはマイナスドライバーが必要なのでどうかなと思っています。基本的に天文機材は暗いところで冬は厚い手袋で扱います。メーカーにはそのことを考慮に入れた製品づくりをしてくれることを期待しています。
  • 2020/06/22 10:34
  • | てらおよしのぶ |
とりすがりさん
今、短いネジで試してみました。ネジにはローレットが切ってあるので何とか指で回せそうです。もう少し径を大きくする余裕はあるみたいなので、一回り大きくしてくれたら手袋をはめていても回せそうな気がします。ちょっと運用してみます。
  • 2020/06/22 12:14
  • | てらおよしのぶ |
コメントする








   

全記事インデックス

彗星アーカイブ

profile

Visitors:
t: y:
( since 2012.12.29 )

latest entries

categories

recent comment

search this site.


archives

Links