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FUJIFILM X-A5 レビュー

レビューより作例の方が先になってしまいました。5年前にスナップ用のカメラとしてソニーのNEX-C3を購入しました。しかし、イマイチ発色が気に入らず次第に使わなくなりました。今では鏡筒につけっぱなしです。月や太陽を撮るには現在でも十分な性能を発揮しています。

ここ1年以上、次のスナップ用カメラを物色していました。なかなか食指の動く機種が発表されません。どうせなら天体撮影と兼用できるカメラが良いとなると、さらに選択肢は狭まります。そんな折、富士フィルムのカメラは無改造でも比較的赤い星雲が写るというレビューが目に留まりました。4年以上前に発表されたX-A1でも素晴らしい写真が散見されます。そして最新のX-A5発売。レビューを見てからどうするか決めるつもりでしたが、なかなか出てきません。やむを得ず今回は自分が人柱に志願しました。

左がX-A5、右がNEX-C3。こうやって並べてみるとNEX-C3のコンパクトさが際立ちます。キットのズームレンズは小さいものに置き変わっているので、ちょいとバッグに忍ばせておくには理想的なサイズです。同じAPS-C機とは思えません。X-A5は一回り大きいですが、今ではこれが標準サイズです。商品コンセプトが変わりミラーレスはよりグレードの高い方向にシフトしました。NEX-C3のような尖った廉価製品はしばらく現れないかもしれません。

キットレンズを使った時の撮影スタイルです。フードはまだ販売されていないので自作。52-77mmのステップアップリングを土台に、耐熱パックを切り抜いて両面テープで貼り付け、つや消しスプレーで塗装しました。耐熱パックはご飯一膳分を冷凍して電子レンジでチンできる容器です。台所にたくさんあったものを一つ拝借しました。サイズはぴったり。リモートタイマーは EOS Kiss X7i と同じものが使えます。今回は買い足しました。

キヤノン EF 300mm での撮影スタイルです。レンズマウントアダプターは評判の良い K&F Concept の製品にしました。作りにチープさはなく嵌合具合も申し分ありません。仕様には書いてありませんがEF-Sのレンズも使えます。ただし末尾にSTMが付いたレンズはピント調整できないようです。絞りは開放、ピント合わせはマニュアルのみとなります。

まだ使用してから2週間あまりしか経っていませんが、気がついたところをまとめてみます。

●良いところ

赤い星雲が良く写る このカメラを選んだ最大の理由です。写り具合はノーマルカメラと改造カメラの中間くらい。

リモート端子が2つ選べる マイクロUSBとマイク端子が使えます。マイク端子の方は EOS Kiss X7i と同じコントローラが使えます。今回は買い足しました。マイクロUSBはコネクタが弱く一番に壊れるところなので、マイク端子が使えるのは非常に助かります。ちなみにNEX-C3にはリモート端子はありません。

電池の持ちが良い NEX-C3 や Kiss X7i よりも持ちます。マイクロUSBから充電できるので緊急時には携帯バッテリーが使えます。ただし充電中に撮影はできません。なんで?

●悪いところ

操作性が悪い タッチパネルでできることが限定的で生かされていません。てっきり様々な設定変更はスマホのようにタッチパネルでちゃちゃっとできるのかと思っていました。せっかくタッチパネルがついているのにホイールとボタンで行わなければなりません。それにメニューの階層が深い項目があるのはいただけません。Kiss X7i はほとんどの項目がタッチパネルで変更できます。これが当たり前だと思って調べてみたら違いました。できるのはキヤノンとパナソニックだけ。あとのメーカーはほとんど富士フィルムと似たりよったりです。ちょっと遅れているように思います。

やや大きく重い 予想したより大きく重かったです。気軽にちょいとバッグに入れて持ち運ぶにはややかさばります。

マニュアルフォーカスアシストの拡大率が小さい これが最大の難点でしょうか。NEX-C3は7.5倍と15倍、Kiss X7iは5倍と10倍。X-A5は仕様には記されていませんが3倍と6倍ほどです。これはいかにも小さい。ピント合わせが難しいです。

電動ズームの動作がイマイチ 電動ズームの動きに違和感がありストレスを感じます。思ったところに止められません。電動にする必要性を感じず。ところがさっき隠し仕様?を発見。マニュアルフォーカスでない時、ズームリングではなくフォーカスリングを回すと小刻みにズームが調整できることに気がつきました。なんだ、この隠し仕様は!

【総評】
無改造で比較的に赤い星雲が写るということ以外、このカメラを選んだ理由がありません。画素数がむやみに増えることや4K動画が撮れることにも興味はありません。今のカメラはどのメーカーも綺麗に撮れます。それにNEX-C3は7年前に発表された機種にもかかわらず良く写るという印象です。一般写真を撮るにはどのカメラも好き嫌いはあっても過不足はなし。天体写真家は注文が小うるさいということでしょう。(まとまり悪し)

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